スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

スピードスケートのブーツ 

を選ぶには....

どのような点に留意したらいいのでしょう?

ブーツ選びは小さいお子さん、成長期のお子さん、成長期を過ぎたスケート選手。それぞれの状況にあった選び方が必要です。一般には、『ぴったりフィットしたもの』が基本ですが、足のサイズは日内変動を含め、その形状は刻々と変化しています。

どの状況に合わせればよいのでしょう?

スピードスケートのブーツの場合は、他の競技のシューズと異なり、ガチガチのビタビタなフィット感が求められます。その根本には、スケート選手が、スケートという高さ75mm以上の道具を介して氷の上に立っているということがあります。力点と作用点の間に存在する100mm近い乖離が、ブーツによる足首回りのサポートを求めてくるのです。

したがって、足首の安定性に不安のある選手やジュニアの場合には、足首をしっかりサポートしているタイプのブーツを選ぶことが肝要です。足首の固定されるブーツは苦手の方もいるでしょう。そういった方は、かかとまわりに緩みのないブーツを選びます。

どのくらい緩みがないかというと、踵を入れるときに、一旦、かかとが押し潰されて最終的にスポッと靴底におさまる位のキツさが必要です。どこも当らず、履き心地のいいブーツはスケート靴としては失格です。100mmの乖離を抑えるだけのテコが利く、しっかりとしたブーツをお選び下さい。

かかとのフィット感と足首回りの安定性を最優先でブーツを選んだら、次は"土踏まず"部分です。日本のスケーターの足の形は、西洋人やスケートをしていない方のものに比べると、アーチが低い傾向があります。アーチのしっかりした足型の選手は、一般にバランス感覚を保つことに優れ、疲労感も少ないといわれます。踵・ぼし球・小し球の三点でしっかりと支えることができれば理想ですが、スケートの場合は事情が異なります。

今ではブーツの構造もしっかりしていて、足型が極端に崩れることも少なくなりましたが以前はここに苦労がありました。100mmの乖離を制御するため、子供の頃からヒモをギューギューに絞めます。足をブーツに固定し、アーチを潰しながら硬い氷の上をドタドタと走ることで、子供のアーチは悲鳴を上げます。早期から入れ込んでスケートをした選手ほど、アーチの崩れが大きいのは言うまでもありません。ですから、とくにスケートを始めてまもないお子さん、靭帯が未成熟のスケーターは、アーチをサポートしたタイプのブーツをお選びになったほうがよろしいかと思います。

ジュニア期の足に、さまざまな負担をかけないことで、自然に良いバランスでスケートを滑ることができます。無理のないバランス状態でトレーニングすることにより、バランス感覚の早期習得が見込まれますし、もちろんアーチの落ち込みや将来的にスピード動作の妨げとなる下腿部の過剰な発達を抑制することができるのです。

アーチ構造のしっかりしたブーツを選ぶことが大切ですが、踏まず部分の筋群の発達や、アーチの落ち込みでこうしたブーツが足に合わないことがあります。この場合は、熱可塑タイプの樹脂を使用したブーツや、足型でアーチ部分を低めに成型したブーツを作りましょう。ブーツを履いたとき、アーチ部分が踵やぼし球より先に当ってはいけません。あくまでアーチ部分は、踏み込んだときに軽くソールにサポートされる程度が理想です。試し履きしたときに、アーチ部分に下から突き上げられるような感触があったら、調整が必要です。オプションのソールで調整する方法もあろうかとは思いますが、ブーツの躯体自体を変形調整することをおすすめします。

スケート靴のソールは、基本的には硬い方が良いとされています。理由は、100mmの乖離と発揮パワーの効率的伝達のためです。寒い環境でトレーニングしているお子さんには、非常に酷なことですが、ソールはなるべく硬いほうがいいのです。保温のために厚めの中敷を入れてらっしゃる方も多いのが現状ですが、保温は外側からのほうがいいと思います。その点、バイキングのインナーは巧くできています。オランダ人は、基本的にスケートを素足で履きますので、ブーツ自体に保温の機能が備わっているのです。

つづきは次回に...
スポンサーサイト
[ 2005/06/23 22:26 ] スケート覚書 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://eskate.blog4.fc2.com/tb.php/241-3a80e3b4







上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。